今回はSEO対策をするために役立つGoogle検索コマンドについて解説します。
SEO対策には様々な調査が必要です。Googleに対してサイトがどう認識されているかを把握して、打ち手を打っていくことが重要になります。
Google検索コマンドは、自社サイト・競合サイトの調査に有効な手法です。
上手く活用することで、Googleにどう認識されているかを知ることができます。
筆者が厳選したGoogle検索コマンドについて解説していきます。
解説するGoogle検索コマンドは下記の4つの検索コマンドです。
site:●●●
intitle:キーワード site:●●●
“●●●” -site:●●●
link:●●●
そもそも、Google検索コマンドとは?
Googleの検索コマンドってそもそも何?って方も多いと思います。
普通にGoogleで検索をしている限り、まず使うことはありません。
SEO対策の調査等に使用します。
Googleの検索コマンドとは、Googleの検索結果に特定のコマンドを入れることにより、その目的にあった検索結果を表示させることができるコマンドです。
例えば、Googleの検索エンジンにどれだけ自分のサイトがindex(登録)されているかを調査したりすることができます。
Google検索コマンドを有効に活用することで、SEO対策の打ち手の考案をより優位に進めることができます。
Google検索コマンド①site:●●●
site:●●●とは?
site:とはGoogleの検索結果にどれだけURLがインデックス(認識)されているかを調査するコマンドです。
ちなみにざっくりいうと、インデックス数 ⇒ Googleに認識されているURLの数です。
site:●●●の使用用途
site:●●●は自分のサイトのインデックス数調査や、競合サイトのインデックス数調査を行いたい時に使用します。
site:●●●の使い方
Googleの検索窓に、site:●●● ⇒●●●は調査したいURLを入力。
本サイトで実践していきます。
※salarymanfukugyo.comを調査したいURLに変えていただければ、そのまま使えます。
入力例
site:salarymanfukugyo.com
site:●●●の入力結果
site:●●●の見方①
Googleに入力したコマンドが表示されます。
site:●●●の見方②
調査したサイトのインデックス数が表示されます。
本サイトの場合55件でした。URL数が50弱のサイトなので、ほぼGoogleに認識されている状況です。
site:●●●の見方③
GoogleにインデックスされているURLが表示されます。
Google検索コマンド②intitle:キーワード site:●●●
intitle:キーワード site:●●● とは
intitle:キーワード site:●●● とはタイトルにキーワードを含む、Gooleに認識されているキーワードの調査をすることができるGoogle検索コマンドです。
intitle:キーワード site:●●●の使用用途
intitle:キーワード site:●●●は特定のキーワードをタイトルに含むGoogleに認識されているキーワードの調査をするときに使います。
例えば順位が高い競合サイトが、狙いたいキーワードをどれだけタイトルに入れているかを調査して、自分のサイトのタイトルに盛り込むキーワードを見直す等の時に使います。
intitle:キーワード site:●●●の使い方
Googleの検索窓に、intitle:キーワード site:●●● ⇒キーワードは調査したいキーワード。●●●は調査したいURLを入力
本サイトで実践していきます。
※salarymanfukugyo.comを調査したいURLに変えていただければ、そのまま使えます。
入力例
intitle:SEO site: salarymanfukugyo.com
intitle:キーワード site:●●●の入力結果
intitle:キーワード site:●●●の見方①
Googleに入力したコマンドが表示されます。
intitle:キーワード site:●●●の見方②
調査したサイトのキーワードをタイトルに含むインデックス数が表示されます。
本サイトの場合SEOをタイトルに含むインデックス数は2件でした。
タイトルにSEOを含むページは2ページだけなので、2ページとも認識されてました。
intitle:キーワード site:●●●の見方③
Googleにインデックスされている調査したサイトのキーワードをタイトルに含むURLが表示されます。
Google検索コマンド③link:●●●
link:●●●とは
link:●●●とはGoogleに認識されている、調査したサイトに貼られている外部リンクの数を調査することができます。
外部リンクはSEOでは昔から重要な項目です。
どんなリンクが張られているか?を調査することができるGoogle検索コマンドです。
link:●●●の使用用途
link:●●●は調査したいサイトに貼られている外部リンクの数と中身を調査したい時に使います。
例えば、狙いたいキーワードで競合サイトがどのようなコンテンツで、どのようなサイトからリンクを獲得しているか?を調査し、リンクを集めるためのコンテンツの作成に役立てることができます。
link:●●●の使い方
Googleの検索窓に、link:●●● ⇒●●●は調査したいURLを入力。
本サイトで実践していきます。
※salarymanfukugyo.comを調査したいURLに変えていただければ、そのまま使えます。
入力例
link:salarymanfukugyo.com
link:●●●の入力結果
link:●●●の見方①
Googleに入力したコマンドが表示されます。
link:●●●の見方②
調査したサイトに貼られている外部リンクの数が表示されます。
本サイトの場合外部リンク数は36件でした。まだまだですね。
link:●●●の見方③
Googleにインデックスされている調査したサイトに貼られている外部リンクのURLが表示されます。
Google検索コマンド④“●●●” -site:●●●
“●●●” -site:●●● とは
“●●●” -site:●●● とはGoogleに認識されている、調査したサイトのサイト外での言及数=サイテーションを調査することができます。
サイテーションもSEOでは重要な項目になってきています。
WEB上でどれだけ自社サイトが言及されているか?のサイテーションを調査することができるGoogle検索コマンドです。
“●●●” -site:●●●の使用用途
“●●●” -site:●●●は調査したいサイトがWEB上でどれだけ言及されているかを調査する時に使います。
例えば、なかなかコンテンツの中身も充実しているのに、なかなか競合サイトに勝てない時に、サイテーションを見てみると自社サイトは全然言及されていなかったなんてこともあります。
競合サイトはどのようなサイトから言及されているかを調査し、作成するコンテンツの方向性を決める等の使い方があるかと。
“●●●” -site:●●●の使い方
Googleの検索窓に、”●●●” -site:●●● ⇒●●●は調査したいURLを入力。
本サイトで実践していきます。
※salarymanfukugyo.comを調査したいURLに変えていただければ、そのまま使えます。
入力例
”salarymanfukugyo.com” -site:salarymanfukugyo.com
“●●●” -site:●●●の入力結果
“●●●” -site:●●●の見方①
Googleに入力したコマンドが表示されます。
“●●●” -site:●●●の見方②
調査したサイトのWEB上の言及数(サイテーション数)が表示されます。
本サイトの場合、WEB上の言及数は121件でした。もっと増やしていかないと。
“●●●” -site:●●●の見方③
Googleにインデックスされている、調査したサイトをWEB上で言及しているURLが表示されます。
Googleの検索コマンドのまとめ
今回は、SEO対策に役立つGoogle検索コマンドを解説させていただきました。
今までのGoogle検索コマンドと使用用途をまとめると下記になります。
site:●●●⇒Gooleに認識されているURLの調査
intitle:キーワード site:●●●⇒タイトルにキーワードを含む、Gooleに認識されているURLの調査
link:●●●⇒外部リンクの調査
“●●●” -site:●●●⇒WEB上のサイテーションの調査
Googleの検索コマンドを有効活用してSEO対策をしていきましょう。
本サイトでは他にも、SEO対策に役立つ情報を解説しているので下記記事を併せてチェックを!